PROJECT1000はインド農村部に住む女性たちが1日1000ルピーを収入として得れるようにするための雇用支援を目的にスタートしました。

インドは急速な発展が目立つ一方で都市部と農村部の格差が激しく農村部における失業率は大きな課題となっています。

1000ルピーは日本円に換算すると約1800円。
これはインド農村部での物価で考えると
簡単に実現できることではありませんでした。

インドの雇用は不安定で農村部で女性となればなおさら難しい状況でした。

ですが、勤勉で才能ある女性たちと共にインドの伝統的な製法を
よみがえらせることによって、
PROJECT1000は動き始めます。

インドの伝統的な木製織機を用い、
彼女たちをクリエイターとして活躍してもらうための
トレーニングプログラムを実施しました。

彼女たちは高い技術を習得しインド特有のカラーセンスを発揮して
他にはない独自の製品を生み出します。

その製品は一切の機械を用いず、伝統的な木製織機と
ハンドメイドで製作することによって、
現代の画一的な製品とは全く違う温かみのあるものを生み出しました。

そしてPROJECT1000の製品を作る原料はカットソーを生産するときに
排出される廃材を使用しています。

大量生産され、世界中に輸出されていくインド製のカットソーの背景には
大量に捨てられる廃材も存在するのです。

こうして生まれたPROJECT1000の製品は
才能ある女性たちへ雇用を創出し
捨てられるはずの廃材に新しい命を吹き込み
手に取ったお客様を笑顔にします。

簡単に世界を変えることはできませんが、
PROJECT1000の製品は作り手たちを笑顔にし、
環境にやさしくサステナブルなものということは間違いありません。

PROJECT1000の製品を気に入っていただき、お客様の笑顔が増えていけば
少しずつでも世界を変えていけるのではないかと考えています。

世界を少しずつ確実に笑顔にしていくプロジェクト。
それがPROJECT1000です。