SHANTI SEVS NIGHIによる新しいコミュニティの取り組み

Project 1000は

農村部の女性が自分たちの創造性を高められるような仕事につき、自立することができる手助けをしています。彼女たちの自立心向上し、社会的地位の向上が私たちの目標です。

Project 1000に参加する女性みんなが1日1000ルピー(約1,700円)を稼げることを目標に掲げています。

アプローチ方法

“再認識”―
インドの農村部では、素質ある人材が放置されている状況です。
このようなコミュニティに利益をもたらす機会があることを再認識するためにProject100が誕生したのです。彼女たちの技術の向上を促し、地方の田舎の女性が経済活動にもっと参画していくための第一歩を踏み出せるよう手助けをしています。

復活―
現代社会では、大量生産による画一された製品にあふれています。機械化が進むにつれ、手作りの商品の持つ魅力や美しさが忘れ去られてしまっています。この観点から、私たちはもう1度、木製織機で編む伝統的な作品を復活させようと考えました。
その作品の中には、手作りならではの芸術性を大切にすることで1つ1つの作品に独特な魅力を与えることができます。
そうすることで、すべての作品が1つの芸術品となります。

再発見―
私たちは、農村部の女性たちに何か新しいことを手取り足取り行う慈善事業ではなく、彼女たちが既に持っているスキルに投資します。
しかし、それで終わりではありません。
編み物の技術を習熟したのち、世界市場のトレンドを学び、彼女たちが独立してデザインし商品を作り出すことができるようにすることが私たちの使命だと考えています。
私たちは彼女たちが世界規模のコミュニティに関わるチャンスを得るために、起業家的な活動を行うための土台となる場を提供します。
こうして私たちは“コミュニティプロジェクト”に新たな定義を与えます。

女性が活躍する場を創る

・農村部の女性が共同体を作りものつくりに参加できるようにする。
・デザイン、織物、編み物、QCを学ぶ短期間の職業訓練を実施する。
・上記の職業訓練に付随して、対人スキル向上プログラムを実施する。
・様々な小売りプロモーションに参加する機会を与える。
・企業や個人が、地方の女性が作ったこれらの製品を贈り物として利用することを奨励し、それによって責任ある贈り物を楽しむ.
・起業への道の第一歩を踏み出すことができるよう、持続可能な生産・販売サイクルを身に着けてもらう。
・知識基盤?で、技術向上を目的としたワークショップを沢山実施する。
・多くの農村部の女性の生活や生き方に良い影響を生み出す。
・100%綿でできたカバンやその他のアイテムの使用を促進することによって、使い捨てプラスチックを減らし、またインドの綿農家にも貢献する。
・市場や販売に関してネット販売でも実地販売でも行えるように、十分なサポートを提供する。
・工場から廃棄された繊維を使用し、美しい日用品を作り出すことによって、サステナブルな生活様式を促進する。

私たちの女性の織り手

私たちは皆、伝えたいストーリーと、見せたい情熱を持っています。 Project 1000 の女性たちは、人生の浮き沈みを繰り返しながら、社会で自分の道を見つけてきました。今日は、シュシュマ、サリタ、レシュマ、ブメシュワリ、ジャゲシュワリ、クリシュナなど、多くの人々の人生を振り返り、彼らの人生がどのように展開してきたかを見ていきます。それぞれのストーリーはユニークですが、機会が限られているという共通の課題に直面していました。私たちの女性は、インドの奥地で育ちました。彼らは両親によって育てられ、手頃な価格の基本的な学校教育を受けました。 3 人の女性全員が中等教育を受けましたが、その後はどうでしょうか。彼らはもっと学びたいと思っていました。彼らには夢と野望がありました。

夢を追うため、彼らはインドの産業の中心地であるムンバイにたどり着きました。はい、ムンバイには機会がたくさんありますが、それらにアクセスできる人に限られます。ムンバイで就職先を見つけるのは簡単ではありませんでした。闘争は本物でした。とはいえ、彼らの決意は圧倒的だった。当社の女性たちは工場労働者としてキャリアをスタートさせ、すぐに Project 1000 の素晴らしさに触れました。彼らの設計におけるスキルセットは、組織で提供される職業訓練と完全に一致していました。私たち Project 1000 は、女性たちの可能性を解き放つことに専念しており、女性たちは手作りの製品を製造する技術を習得することに固執していました。徐々に、Sushma、Sarita、Reshma、Bhumeshwari、Jageshwari、Krishna などは、独自のデザインを革新し、作成し始めました。次のステップは販売でした。私たちは、彼らが自分の製品を販売して自立するように動機付けたかったのです。ここで、有給雇用の概念が重要な役割を果たします。芸術をマスターすることはできますが、芸術を披露するには自信が不可欠です。 Project 1000 では、自立に必要な自信をつけることを目指しています。

私たちの女性は、製品を展示するためにさまざまなアートフェアに同行してきました。賞賛と感謝は、手作りの作品をデザインして販売することへの情熱を高めました.チーム全体は、世界的なパンデミックの間もデザインを作成し続け、今後数年間でデザインの分野を探求するよう努めています。

アップサイクル

期待される結果―

・Project1000の真の目的は地位や立場の弱い女性に彼女たちの潜在的な能力を活用して、雇用機会を生みだすこと。
・ユニークで創造性のある、商品としての価値のある作品を作ることで、女性が人並みの生活を手に入れる手助けとなる。
・すべての商品が布などの端切れを使用することでアップサイクルを勧め、工場廃棄物の削減の1つの手段となる
・徹底的に市場をリサーチし、お客様にとってより多用途で便利な商品を作ることで、クリエイティブな商品開発に繋がる。これは、お客様のお金そのものにもっと価値を与え、1つの物をより長く使うという考えも促進する。
・劇的に廃棄を削減することで、人々がサステナブルな生活を営むことや、サステナブルな社会作りのために大切な一歩となる
・Project1000は農村部のコミュニティの社会的・経済的な向上を目指す。(それがSHANTHI SEVA NIGHIが最も大切と考えることだ。)

国連が定めた6つの SDG 目標を達成

目標 1 – 貧困をなくそう
目標 4 – すべての人に公平な質の教育と学習の機会を。(すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する)
目標 5 – すべての女性と少女に力を与える。(ジェンダー平等を実現しよう)
目標 8 – すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
目標 9 – イノベーションを促進する。
目標 12 – 持続可能な消費と生産のパターンを確保する。